オリンパスの双眼正立顕微鏡BH2です。研究レベルの顕微鏡でシステムアップも可能です。簡易の偏光装置付きです。

中古の顕微鏡は大抵管理が悪く，光学系にカビや汚れがあったりステージが動かなかったりしますが，全てチューンナップ済みですので，安心して直ぐに使っていただけます。傷も少なくかなりの美品です。

顕微鏡のランプ装着部を改良してLEDランプに変更しました。LEDの寿命は50,000時間といわれ、ランプ切れの心配もありません。

対物レンズ　4X 10X 40X 100X（油浸）
接眼レンズ 10X，２個　

偏光装置はアナライザーとポラライザーからなり，アナライザーは双眼部の光路の中に入っており、ポラライザーは光源の出口に置きます。観察しながら，ポラライザーを回すと，視野内は暗くなっていきますが，複屈折性のある（結晶のように分子が規則正しく並んでいる）構造は，赤や青なと明るく見えます。

蝶の鱗粉や植物の細胞壁も青や赤に光って見えます。色はその物質が持っている屈折率によって異なります。また，岩石のプレパラートの複屈折性を観察することで，岩石に含まれる鉱物を同定できます。

双眼の顕微鏡なので観察が楽です。目と目の間隔幅の調整と視度調節ができます。また、ワンタッチでステージを回転させたり，外したりできるのはこのレベルの顕微鏡からです。

実際に観察してみると，かなり広視野で明るく鮮明に観察できます。

コントラストは，コンデンサーの上下動と絞り，さらに光源絞りで調整できます。光源絞りとコンデンサーの位置を調節することで，ケーラー照明ができます。生きている細胞観察に優れています。

レンズ，プリズムは分解し，本体内部の汚れやサビもできる限りクリーンアップしておきましたので，長く使っていただけると思います。

おまけとして，お手元に届いてすぐに観察できるように，プレパラートを1枚お付けします。

取扱説明書は以下のサイトでご覧いただけます。
http://earth2geologists.net/Microscopes/Olympus_documents/BH2_BHT_instructions.pdf

簡単な説明は写真付きで以下でも見れます。
https://www.dinop.com/micro/bh2_start.html

よろしくお願いいたします。

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