ジョン・ケージ
(John Cage 1912-92)

龍安寺 ( Ryoanji )
3点セット

ケージは1962年に龍安寺を訪れて石庭をスケッチ、この画集はSchirmer/Mosesなどから出版。

その20年後、オーボエ奏者のジェイムズ・オストリニックの依頼で、この石庭にインスパイアされた曲に取り組み、1983-85年の間に、複数ver.を作曲しました。

ソロver.は、オーボエ、声、フルート、コントラバス、トロンボーンで、組み合わせもあり。なかでもトロンボーン版は最低音域しか用いないというトリッキーな曲。これらに、打楽器のオブリガートが付きます。伴奏には20人のオケver.もあり。

ただし、楽器の置き換えはありで、篳篥や笙などの和楽器で演奏されることも。

ここでは、トロンボーン版、トロンボーン&フルート版、声版置換のヴァイオリン版の3点セットです。

●トロンボーン版
CD1枚 ETCETRA KTC1137
1992年発売　独盤(写真2-6)

「猿の手」のデンヤー(デニヤ)が伴奏しているのもポイント。

龍安寺
＋
・ソロ~スライドトロンボーンのための(ピアノコンサート1957-8 より)
・TWO5 (1991)

ジェイムズ・フルカーソン(trm)
フランク・デンヤー(perc p)
1992.6.1 スタッフォードシャーでの録音

●トロンボーン&フルート版
CD1枚 hatART CD6159
1994年発売　スイス盤(写真7-11)

龍安寺
リク・アンドリーセン(fl)
コーエン・ファン・ホフ(trm)
アーノルド・マリニッセン(perc)
＋
TEN(1991)
14(1990)
アイヴズ・アンサンブル
1994.2.20-22 レーウヴァルデン

●声→ヴァイオリン版
CD1枚 WERGO WER6636 2
1999年発売　独盤(写真12-17)

龍安寺を含めて編曲版です。

龍安寺
＋
・ヴァリエイションⅡ(1961)
・8つのウィスクス(1985)
・Music for Two(1985)

マルコム・ゴールドシュタイン(vn)
マティアス・カウル(perc p)
1998.10.29-30 フランクフルト

ケース、解説に細かいキズ、汚れあり。当方の機器では再生に問題なし。素人保管。

よろしくお願いします。

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