あの幻の映画のVHS版です。
入手困難な映画の1つ


少女には永遠の夏、若者には一瞬の夏だった。
「青春が美しいなんて僕は誰にも言わせない・・・」

今世紀初頭のイギリス、ダートムア地方を舞台に、二人の若者の淡く激しい身分違いの恋の行方を描く。
1902年、穏やかなの夏の日。若い弁護士フランク・アシュトン（ジェイムズ・ウィルビィ）は、友人とイングランド南西部のダートムア地方を徒歩旅行していた。しかし、途中で足を挫いてしまい、野原で出会った美しい娘ミーガン（イモジェン・スタッブス）に導かれ彼女の家が営む民宿に世話になることになる。フランクはミーガンに心惹かれ、足が治るまで一人で逗留することにした。ミーガンは，この家の女主人ナラコウム夫人に引き取られている孤児で、息子のジョーのいいなづけだった。ミーガンを愛するジョーはフランクの目の前でこれ見よがしにミーガンに言い寄り、敵意をむき出しにする。翌朝、フランクはミーガンが近くの農場に羊の毛を刈る手伝いに行ったことを聞き、彼女を追う。夕食の宴で踊りながら、二人は互いを強く意識しあう。その晩、フランクとミーガンは羊小屋で初めての愛を確かめ合う。そして家に帰った後も、二人は月明りの下で、小川の中で再々愛を交わしあう。しかし、身分の違う二人は結ばれることはない。駆け落ちするため、フランクは遠く離れたトーキーの銀行へ金を調達しに行く。‘十字路で待つように’と約束して・・・。

ペネロープ・モータイマー原作による小説を映画化した辛口の青春ドラマ。田舎町にやってきた青年が、村の娘と恋に落ちる。青年は都会の生活が忘れられなくなり、娘を振り切って都会へ戻ったとき、娘が彼の子供を宿していたことを知る……。(CDジャーナル　データベースより)

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